俺が、今の仕事を選んだ理由は「バスが好きだった」という少年の頃の夢みたいな理由ではない(笑)
そういうオタクでもない。
この話をすると、意外と驚かれることがあって「小さい頃からバスが好き」な人が選ぶ仕事として人の意識の中では確立されているらしい。
それはそれで面白いし、そういう人もいるだろうけど。
少なくとも俺の同僚にはいないな(笑)

俺が好きなのは「人」と「風景」と「風」
こんな風に言うと笑われる事も多い。でも、カッコつけてるわけでもなく本当に好きなんだ。
その話を、結婚する前の奥さんに行った時は「わかるー」と言われてコイツしかいないって思ったくらいだし。

俺たちが好きな言葉の中で共通しているのは「袖振り合うも他生の縁」だ。
乗り物の中で隣だった人、レジで前に並んでいる人、トイレを譲り合った人。
全ての人はまたどこかで会ってるかもしれない。
そう思うと毎日がわくわくするんです。

夫婦でこんなだから、毎日が面白いし多少はうるさい(笑)
そしたら誰かが言ったんだ。「それならバス以外でもよくない?」って。
タクシーとか新幹線、電車の運転手でもいいんじゃないかって。
でも、それは少し違う感じがする。
そう思いながらも、タクシー転職の求人 東京都のおすすめなんて検索した(笑)

結局、俺はバスの空間が好きなんだよね。
それぞれの時間の過ごし方を見たり、他愛ない会話で和んだり、子供が泣いたり。
そんな箱の中で、人と風景と風を感じるのが好きなんだ。

仕事が終わって真っすぐ家に帰ると、ビールを飲みながら今日出会った風景の話を奥さんとする。そんな時間が大好きだ。
最近では子供まで「風景」の会話に入ってくるようになった(笑)
俺たちの責任かもね。
学校で変な子みたいな扱いをされないか心配でもあるけれど、自分の子供が風景を好きでいてくれる事が嬉しい。

「面白いことない?」とか「なんか楽しい話をして」なんて事は言ったこともない。
だって、毎日が好きな物ばかりに囲まれているわけだからさ。
不平や不満なんて言ったところで何にもならないと俺は思う。
好きな事できてるヤツばかりじゃないって事も知ってるけど、自分の中で折り合いをつけてやるしかないんじゃないかな?

そういえば、最近そういう悩みを聞いたっけ。
どう聞かれても俺は同じくしか答えられないと思う。
冷たいととられるかもしれないけれど、俺の考えで答えるとすれば「好きな事すれば?」と「できないなら折り合いつければ」という言葉しかないんだよな。
相談する相手を間違えたって思ってるだろうな(苦笑)